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2012-09-15 00:21 | カテゴリ:モノローグ
あげは美樹10年ほど前にとある企業オーナーに言われた



「お前は角や」と・・・・・



あたしはキョトンです・・・角?え???カド?どういうこと?みたいな




そのオーナーは大の将棋好きだったことを知ったのは後の話なのだけれど
その方にあたしの役割は「角」と教えられた




この一言が私のなんで?とどういうこと?
という疑問を駆り立て、その後数年間は答え合わせの日々を過ごし


そしてまたある日オーナーは午後のコーヒータイムにこう言った

「将棋がそこそこ上手な名人級でも素人さんとプロの将棋打ちはやっぱり違うんや」


「角を操れない、角の使いどころを見極めれない将棋打ちは一生プロになれん」



とのこと・・・・現在でも将棋自体をいまいち理解できて居ない私です、
もちろんこの頃でもキョトンでした


そしてオーナーは言いました
「仕事をわかってない人間とあげは美樹が出会いことを進めようとしてもお前は殺されるだけなんや」
「角としての役割をきっちり担わせて果たさせてもらえる将棋打ちに出会えたらええなぁ」



角を角としてどう動かすかを把握していない人にとって私はただのヒトコマになる
けど、角を角と見極めどう動かすかを理解している人にとっては最強のコマになる



とのこと・・・・そしてあたしは言った


「っていうか・・・・結局コマかい!!」って(笑)


そしたらまたこう反ってきた

「俺もお前も人として世間様に生かしてもらってるうちは所詮は社会のヒトコマに過ぎへんのや、それを自らが将棋うちになったつもりでそこそこの人間がコマを探して将棋を指そうとするから間違いが起きるんちゃうか?」




よくわかったようなわからんようなことを言われて・・・煙にまかれた気分だったのを鮮明に覚えてる



私は角である。


社会人になってこの業界に生きるようになって早々の時期に言われた言葉が今も私の胸に刻まれている



後に教えられたことで、それが本当かどうか正しいかどうか、わからないけれど、耳にしたことで言えば

使い勝手が悪いのに、ここ一番ではかなり効果的な役割を果たす
しかし、角が目立ってここに角が居ますよ~みたいな場所に居ればすぐに排除されかける
息をひそめるように存在しここ一番意外に大きな動きはせず、最後の最後まで角を守りきれる将棋は
素晴らしいと言われるとか・・・・・



将棋を打たない私はこの説明が私に当てはまるのかどうかさえ確かめることは出来ないけれど


だけど・・・私はこの言葉を素直に受け入れ、理解しようとできた


なぜならその人の計算や欲もあったかもしれないけれど、少なからずこの方は私を見てくれた人
その上、ただ見てるだけでなく、感想を伝えてくれた人、私を理解しようと考えてくれた人


そう感じたからだと思う
私にはそれだけで十分だった。
それ以上はないほどありがたいことだった。

口先だけや言葉だけとはまた違う何かをこんな会話や言葉から私が感じたことは事実
頭で考えて到達したわけじゃない、心の中にすんなり入ってきた言葉であることが重要だった


だから、実際の内容がどうとか言うよりも、その人から言われた言葉を忘れないように胸に刻んだ



私は角である


それが正しくとも間違いでも今となってはそんなことはどうでも良い




ただいつか、聞いてみたい 「私は角として角の役割を担えましたでしょうか?」と。



そんな言葉を発したことさえ忘れているかもしれないけれど・・・
間違いなく私の成長過程の中で何度も何度も角として私は今どう動かねばならないのかを自問自答した事実がある
そしてその答えと共に生きてきた私が現在の私となった



私は人の気持ちや人のココロが生んだ言葉で形成されてきた
活字や教科書ではなく自分のために発してくれた肉声という温度のある言葉が私を育んだ



ここにあの頃のオーナーとあの頃の私に大きな大きな感謝の意を表したい

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