-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010-07-29 14:19 | カテゴリ:モノローグ
今回の東京行きで私はどうしても逢いたい人がいました。


かなり多忙な方で逢うのは不可能だろうとも思っていましたが一目逢わなければと思っていました。



音楽に携わるお仕事をされてきたそうですが、あたしにはそのあたりのことは詳しくわかりません。

ただひとつ言えることは、私、大切な方を無念な失くし方をした方と言えばいいのではないかと思っています。


急性骨髄性白血病で大切な方をなくされた方です。


そして私のような名もない人間にさえ、最良の心遣いを注いでくれる方です。


願いは通じるものというか、ただ逢いたいと思う、その願いもその方のあたたかい心でかなえてくれました


忙しい方です、断ることはいとも簡単だったはずです。


それでも無理を押してでも、たった5分でもという意志で滞在先のホテルまで足を運んでくださいました。


人間としての愛を多く感じた夜です。



あたしは、今歌い手として、表現者として、しなければならないことがあるんじゃないかと・・・
大きな病と闘いきれず無念にも世を去った人のために、大きな病を超え今を生きている人間として


語り継いでいかなければならないことがある、そう実感しています。


あたしにやってくる毎日の葛藤、それは、この投薬を断ち切れば本当に病状は悪化するのか

断ち切ってもこの安定はまだ残るんじゃないか、いや、危険なのでダメだ・・・・毎日、毎時間、毎分


頭によぎること、投薬中である苦痛。


今のあたしにはひとまずは生きるという使命がありその上で、表現者として生きてこれた感謝をすべきなのだ

そう実感しているのです。


命と向き合い、病と出会い、薬と闘い、副作用に怒る、そんな経験をした人間でないと絶対に理解できない
叫びを、今生きている病人表現者として語り継がなければならないと思っています


きっと病に倒れ命を奪われた人がしたかったであろう活動を少しでも感じ、心のどこかに置いて
継承しなければならないのだろうと思っています。


母として、妻として、娘として、以前に、一人の人間として、一人の表現者として、するべきことが
ある、そう思い直せたのは、目をみて、温度を感じながら、逢いたかったその方と談笑した時間がそうさせたのだと思っています。

とはいえ、小さなあたしに出来ることなどたかがしれているだろう。


それでも、するべきことは明確で


言葉を、あたしにしか書けない消えた魂をつなぎ合わせるための言葉を書きださなければいけないと思っています。交信しながら自分とスクリーンに映し出されるその魂を言葉にしていくために、素敵な縁と出会いをあたしに
くれたのだと思っています。

大切な人を亡くした心の傷を癒し、生きるという当たり前を忽然と奪われた夢追い人を鎮める言葉を
生みだすべきときがきたのだと、実感しています。

あたしはきっとずっと存在を必要とされることに飢えていたのでしょう。
そしてその前に、生きているあたしという人間がすでに作品そのものだと言ってくれた愛すべき女性ライターの
情熱が、すべての歯車をかみ合わせてしまったんです。


ありがとう、その言葉しか今は言えないけれど・・・本当にありがとう。
女性ライターと編集長そして雲の上に生きる男性プロデューサーに捧ぐ





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。